
いや、まいったネ

どうしたの、エコーズ?

いやぁ、電気自動車買ってから、コネクタの種類が合わなかったらどうしよう?ってね。

あぁ、確かに。いざ高速SAやPAで充電できなかったら地獄だからね。

そうそう、だからちゃんと合う電気自動車を買わないとね

そうだけど、結論、全部一緒だと思っていいんだよ

ええーっ、だったらいいけど、ホント??一応もっと教えてよ!
はい、というわけで今回は電気自動車の充電用のコネクタの種類について確認していきましょう。
たしかに日頃の200Vの自宅充電は電気自動車の購入時にケーブルがついてくることが多いですね。
そのまま使えばいいので安心にて使用できます。
ただ、心配なのが、高速道路の急速充電についてです。
せっかく高速道路のSAやPAに立ち寄ったのにコネクタが合わない!なんてことになったらもう最悪。
どんな種類があって何に気をつければいいのかを知ることで安心して充電ステーションに立ち寄ることができます。

国内でのコネクタは概ね1種類
実は日本では、急速充電ではCHA de MO(チャデモ)という規格が使われており、基本的にこの1種類と考えて構いません。
なので日本中どこに行っても、コネクタが合わなくて充電ができないということはないと思います。
ということでとりあえずはご安心ください🐸

このチャデモという充電規格は日産リーフが最初から採用しており、世界で最もはやく標準化された規格です。
おそらくこれからも日本国内ではこの規格を使っていくでしょう。
もう一つ、テスラのスーパーチャージャーというのを見たことある人もいると思いますが、こちらはテスラ専用になります。ご注意を。現在50~60箇所程国内にあると思います。

逆にテスラは日本国内でのCHAdeMO使用にあたっては別売りの接続コネクタをつければ特に問題なく使用することができます。
使われているコネクタは世界によって異なる
よかったー、でもテスラ以外の輸入車はコネクタが違って使えないのでは?って思いますよね。
現在、世界で使用されているコネクタは以下の様になっています。
電気自動車用急速充電器の設置・運用に関する手引書(CHAdeMO 協議会)より引用

日本式はCHAdeMO、中国式はGB/T、アメリカ式はCCS1、ドイツ式(EU)はCCS2と言われています。
これ以外にも前述したテスラのスーパーチャージャーというのがありますね。
基本的に、国によって充電コネクタの異なる輸入車でも、テスラ同様CHAdeMO変換アダプターが付いていることが多いですね。
日本で走っている海外電気自動車なら問題なく充電することができるでしょう。
よって輸入車の電気自動車を買っても高速道路などでの急速充電ができないということにはなりませんのでこれもご安心ください。

おそらく統一されないコネクタ
さぁどうしてこんな規格が増えちゃったのでしょう。
最初にCHAdeMOができたんだから、みんなそれに習って考えてくれたらいいのに。。
なかなか各国自国の規格を世界標準にしたいという思惑が見え隠れしますね。
普通のコンセントとかスマホの充電器とか見てれば、統一する気なんて当分ないんだろうなぁと思います。

衰退するCHAdeMO
そしてこれまで頑張ってきたCHAdeMOも、中国と共同開発中の次世代超高出力充電規格(ChaoJi/チャオジ)をCHAdeMO3.0として規格化。
次世代高出力充電器の開発を行うことで、充電インフラの拡充・普及に貢献していく模様。

チャデモ3.0の特徴としては
1) 500kW超級(最大充電電流:600A)の超高出力対応
2) 液冷技術の採用および ロック機構のインレット側への移設等によるコネクタの小型化と充電ケーブルの小径・軽量化
3) チャデモ3.0車両の既存急速充電器(チャデモ,GB/T,CCS)との後方互換性確保
があるようです。
ただ今後もCHAdeMOが拡大していくかは、結局はどれだけ設置をするか次第。
投資が回収できないという理由で、既存低スペックの充電器のままで放置していくようでは、日本のCHAdeMOは終わっていくことでしょう。
そして海外製の高速充電器が導入され、海外メーカに日本の充電規格が整備される日もそう遠くはないと感じてしまうのは私だけでしょうか。

ということで、今回はコネクタの種類から今後のCHAdeMOの話まで多岐に渡ってしまいました。
ホント日本のEVの舵取りは迷走している気がする。。
こんな状態では、やはり電気自動車は近距離専用だと改めて思いましたね🙂
もう3月も終わりですね。また来年度も新たな気持でスタートしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは皆様素敵なカーライフを!
今日も明日も安全運転でいってらっしゃーい!
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