
いや、まいったネ

どうしたの?エコーズ。

前回の記事で太陽光パネル設置の原資回収に9年かかるってね

いやぁ、売電価格だけだからね。発電したものをそのまま消費しているときは、さらに効果でてるよね。

まぁ大体こんなもんかとわかったけど、それってもともとの予定通りなの?

あー、そうだね。どうなんだろう、でも導入前にシミュレーションはしてるはず。

それ教えてくんない? 実際にはどれくらいの差があったのか知りたい!

あったあった。よし、じゃあ今日はこのシミュレーション結果と実際の発電量を比較してみるね。

よしよしー。でも実際の結果のほうが悪かったら、凹むなぁ。。

まぁあくまでも目安だからね、あまり目くじら立てないでね🐳

こういうシミュレーション値はだいたい盛ってるからなぁ。。
ということで、今日は太陽光発電を導入前のシミュレーションと実際の結果がどうだったかを比較してみます。
今、東京都や京都府などで太陽光パネルの設置義務化が表明されている中、そんなん無理やりつけられても困るわ!って人、多いのではないでしょうか。
今回の記事で、あなたの今後の太陽光導入の判断の参考にしていただければ幸いです。
シミュレーションの条件とは
太陽光発電を導入する前に、おそらく設置する業者さんがシミュレーションをして、実際にどれくらい発電をするのか計算してくれます。
この結果から、だいたい元がとれそうかをイメージしながら、導入の判断をしますよね。

私の場合ももちろんシミュレーションを行いました。
この場合、シミュレーションの条件というのが、結構大事になってきますので以下に示しておきます。
- 太陽電池容量:5.885kW
- 屋根材:スレート
- 勾配:4.6寸
- 月間発電量(kWh)=太陽電池容量(kW)*月平均傾斜日射量(kWh/m2*day)*パワーコンディショナ変換効率*モジュール温度上昇損失*システムロス*その月の日数*その他係数
- 気象データは1981-2009年の平均値
- 積雪は考慮
- 影による影響はなし
という感じです。
ちなみにシミュレーションの結果は以下のようになりました。

この数字がどうなのかはよくわかりませんが、実測値としてどれくらいの値が出てくるのか、楽しみですね😄
シミュレーションとの差異は、なんとプラス10%
それでは、さっそくシミュレーションと実際の発電量、どれ程の差があったのか確認してみましょう。
黒が予想発電量でそれ以外が実測値です。どうぞっ!ドンっ!

おおーっ!これは意外や意外👀
予想発電量(シミュレーション値)を実測が上回っているじゃないですか!
各月単位で見ると黒よりも、赤・黄・緑のほうが高い!
いやぁ、残念な結果を予想していたのですが、まさかの実測値のほうが良いとは。

年ごとの結果は以下のようになります。
- 2021年: +7.2%
- 2022年: +12.6%
- トータル: +10.1%
どの年も軒並み、シミュレーションよりも発電量が高いですな。
月単位で見てみると8月がどうもシミュレーション結果よりも低いけど、それ以外はOK!
結果的に、予想よりもいい数字がでているのは喜ばしいことです😄
発電量のピークはなぜか5月
でもこうやってみると、日差しの強い8月が最も発電量が多いと思いきや、なぜか発電量のピークは5月。
導入の際には説明があったのですが、太陽光発電はパネルの温度が上昇すると発電量が落ちてしまうのが普通だそうな。
これは「モジュール温度上昇損失」としてシミュレーションには考慮されています。
21年、22年の夏は暑かったので、8月の実測値に影響がでたのかもしれません。

逆にやはり冬は日照時間が短いせいか、発電量も少ないですね。
実際に雪も降りましたね☃
雪が降ってパネルが隠れるとその部分は発電をしません。
私の地域は降雪が年間1、2回なのですが、雪国の方にとってはもっと厳しい条件になってしまうのでしょうね😥

はい、という感じで、今日は、太陽光パネル実際の発電量とシミュレーション結果との違いについて記事にしてみました。
結果としてシミュレーションよりもプラス10%でしたね。
取り付け業者さんの言うことは間違いなかった😁
ただ繰り返しになりますが、シミュレーションはあくまでも目安。
そのときの日射の強さ、温度条件により異なりますので、ご注意を。
今回の記事があなたの太陽光発電の導入検討に役立てば幸いです。
それでは今日はこのへんで。皆様も素敵なカーライフを!
今日も明日も安全運転でいってらっしゃ~い!🚗

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