ねーねー、電気自動車ってエンジンないってことはブルルン!って音もしないんだよね
そうそう。電気自動車の特徴はなんといっても静かってところなんだ。それがいいからEVにするって人も多いよ。
でも静かって言われてもどれくらい静かなのかよくわからないからデータでしっかり教えてねー
人も接近が気づけないほどの静寂性
電気自動車はとにかく静かだといわれておりますね。
ゆっくりだと音もなく発進するので、ヌルっと滑りだしているような感触です。
電気モータの音がキュイーンとなってはいるが、まったく気になるレベルではない。
逆にエンジン車だとみなさんもご存知のように始動時のブルルン!という音と振動を感じますよね。
あの感覚は電気自動車に一度乗った身からするともう戻りたくないと感じる人も多いのではないでしょうか。
私もエンジン車に乗るたびに違和感を感じる体になってしまいました。
静けさの理由はエンジンがないだけじゃない
静けさの理由はもちろんEVにはエンジンがないから。車内での会話は快適ですね。
ただエンジン音がしないと他の音が気になってくるものです。タイヤと地面がこすれる音、風切り音など。
自分も今までEVを運転してきて、走行音ってこんなに音するんだ!と改めて思いました。
もちろん自動車メーカもしっかりと防音対策をしているそうな。
遮音材や吸音材を取り付けて車内に音が入り込まないように工夫していますね。
ただこれって何かの音が小さくなったり消えると、他の音が気になってくるのは当たり前で永遠のテーマになってくるような気がします。
EVには静かなりの改善も必要になるんですね。
騒音計でのデータ比較結果
それではエンジン車と電気自動車の騒音計での評価結果を下記に示します。
車内の音楽などは使用せずに、エンジンスタート時と走行時の音を記録しています。
今回は「デシベルX」という騒音計アプリを使用して測定しております。
エンジン車(CX-5 2012年ガソリン車)
<エンジンスタート時> エンジンON~動き出し前
エンジン始動時は、だいたい45~50dBくらいでしょうか。
<走行時>
走行中は、60~70dBくらいまで上がりますね。走行音、風切り音などがはいっているのでしょう。
で、続いては電気自動車!
EV(リーフ 2017年)
<モータスタート時> 電源ON~動き出し前
はい、こちらのようになりました。40~45dBくらいでしょうか。。
うーん、5dBくらいしか差がないもんなのですね。その5dBが大きいのでしょうけど。
<走行時>
60~65dBくらいですね。こちらもほとんどエンジン車と変化がありませんでした。
というわけでエンジン車と電気自動車の騒音比較結果は、
0~5dBほど電気自動車の方が静か!
ということがわかりました。
感想としては、あまり変わらなかったなーという感じです。
さらに言うと外の音(タイヤのロードノイズなど)が際立って、逆に気になる感じもしましたね。
ただしこれはあくまでも車内での評価。
車外では、静かすぎて歩行者・自転車に接近が気づかれない恐れがあるくらいです。
なのでEVには、低速時に歩行者などに車の接近を知らせる為、車両接近通報装置が装着されていますね。
私のリーフにも付いていて、人が近くにくると反応していますよ。
ドライバー自身も電気自動車は歩行者が気づきにくいということを理解して、安全運転を心がけたいですね。
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