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死ぬぞ!大雪立ち往生で生き延びるのは実は電気自動車!今年もこの季節がやってきた

ECOOS
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いや、まいったネ

EV ONE
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なんだい、エコーズ?

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大雪の立ち往生でEVだったら凍死する!とニュースになってるよ!

やっぱ冬に弱い電気自動車はヤバイよねー!

EVE ONE
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でたっ!もはや日本の冬の風物詩!

やれやれ、、またですか。毎年冬になるとそんな声が聞こえてきますね。

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いやだって、充電なくなったら凍死するでしょ?

EV ONE
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まぁ、そうはいうけど携帯電話がある時代にそんなことになることは稀だと思うけどなぁ。リスクは同レベル、もしくは本当に危険なのはエンジン車だというのに。

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なぬー!意外!?でもなんでエンジン車が危ないのか教えてよー!

EV ONE
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そうだね、冬の立ち往生で一番危険なのは、凍死より無意識に起きる一酸化炭素中毒、そのへんを今日は解説していくね。

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それでは行ってみよ!

 

はい、今回は「大雪での立ち往生のときにEVは電力がすぐに切れて凍死するんじゃないか?」についてお話していきましょう!

毎年のことですが雪での立ち往生のニュース、、、流れてますよね。

もはや冬の風物詩といってもいんじゃないでしょうか。

 

幸い電気自動車の為に死者が出た!ということはありませんでしたが、「EVだったら終わってた」という記事やコメントが多く見られました。

確かにバッテリーは寒さに弱く性能も落ち、熱エネルギーを再利用できるエンジン車と異なります。

EVの暖房は電気に依存するため、大雪の立ち往生では厳しい環境になることは容易に想像がつきます。

 

記事内

凍死よりもエンジン車での一酸化炭素中毒で死ぬほうが確率が高い

ただし、まず結論として、寒さで凍死して死ぬというよりも、エンジン車での一酸化炭素中毒のほうがよっぽど危険で現実味があります。

 

電気自動車もエンジン車も電気や燃料切れを起こしたら、どちらも暖房なんて効かなくなりますよね。

たしかに電気自動車は電気切れまでの時間はエンジン車に比べたら短いと思いますが、後述するように工夫次第である程度は伸ばすことができますので、ここはあまり比較にならないところ。

 

ただ、エンジン車は暖房をつけるためにエンジンを掛けておく必要があり、そこには電気自動車では起こり得ない一酸化炭素中毒の危険性があります。

寒さについては体感できるので十分注意することができるのですが、一酸化炭素中毒は無色無臭で危険を察知するのが非常に難しいのです。

なので、エンジン車に乗っている人は寒さに震えつつ、一酸化炭素中毒にも怯えなくてはいけないんですね。

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一酸化炭素中毒の起きるしくみ

ではエンジン車の一酸化炭素中毒って一体どうやっておきるのでしょうか?

それはJAFさんからお借りしてきた下図のように、大雪時にマフラー・ボンネットまで雪が埋まっている状態に発生します。

排ガスが車の下側に溜まってエアコンの外気導入口から車内に取り込まれて車内のCO濃度が高まっていきます。

だいたい3時間ほどで致死にいたるそうな。これは完全に暖房で耐えられる時間よりも短いですよね。

空調をない基準感にしても車の隙間などから入る危険性があり、対策とは言えません。

 

中毒の症状は一酸化炭素の濃度と吸引量によって異なりますが、軽度であっても頭痛やめまい、耳鳴り、吐き気などが起きます。

これを防ぐには、残念ながらマフラー周辺を除雪し続けるしかないです。

いやぁ、できますか? 眠気と戦いながら、1時間おきに除雪するなんて。

寒さは毛布などでなんとかできるかもしれませんが、どんなに雪に慣れた地元の人でも眠気対策は難しいんじゃないかなと思います。

凍死 < 一酸化炭素中毒死 ですよね。

だから毎年のように死亡者がでているんでしょうね。

電気自動車はどれほど電力が持つのか?

それでは電気自動車は凍死よりも恐ろしい一酸化炭素中毒の心配しなくていいってのがわかりましたが、いったいどれくらいの時間耐えられるの?って気になりますよね。

それについてはJAFさんの検証が参考になると思いますので紹介したいと思います。

まさかの大雪で立ち往生!備えはできている? 電気自動車での安全な防寒対策を検証

JAFさんは以下のケースでテストを行ってますね。

テスト車①:オートエアコン25℃常時稼働
テスト車②:電気毛布(電源ソケット使用)のみ
テスト車③:シートヒーターをHi、足元に電気フットヒーター(電源ソケット使用)
テスト車④:毛布、寒く感じたときにエアコンON、寒くなくなったらエアコンOFF

結果は、以下の通り。

車内の快適性 PM7:00~AM0:00の5時間

テスト車①の乗員が最初から最後まで快適に過ごせた一方で、テスト車②~④の乗員は肌の露出部分や手足の先端など、暖房器具で覆いきれない箇所などの冷えを訴えていました。

電力消費 AM2:00~AM8:00の間

テスト車①はバッテリー残量が2時間半ほど経過したときに、10%となったためテスト途中で終了。テスト車②~④はAM8:00まで電力を保ちましたが、④はオートエアコンに切り替えたことも影響し25%まで低下。一方で、②と③ではテスト終了時電力は50%以上残りました。

という感じで

①暖房をつけていると快適ですが、2時間半しかもたないのでこりゃ凍死。④は寒いけどギリ6時間持つ。。②③は6時間でも半分以上電力が残っているので十分耐えられそうですね。

 

とは言っても、このテスト、、充電100%からスタートしており、現実雪山で立ち往生しているときはそんなわけないはず。

そういうことも考えると、やはり電気自動車は電気毛布やシートヒータなどで凌いでいくしかないってことでしょうか。

いやぁ、怖いですな。

そもそもEVもエンジン車も雪が降っているところに突っ込むのは絶対にやめることですね。

私も雪が降ったら仕事は在宅にするようにしております。

そもそも車が立ち往生して凍死する前に、おそらく周りのクルマに助けを求めますよね?

最悪どうしても行かなきゃならないとしても毛布や寝袋、軍手、スコップなど車に積んでおけばひとまず安心はできるのではないでしょうか。

皆さんも気をつけて、これ以上悲惨な事故を起こさないようにしましょう。

 

ということで今回はこのへんで。素敵なカーライフをお過ごしください。

安全運転で、いってらっしゃーい!🚘

 

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