
なーんか電気自動車の航続距離って同じクルマでも違ってたりするんですけど。。

うーん、おそらくそれは航続距離を示すモードが違うんだろうね。これもいくつかあってEVをややこしくさせている原因なのでなんとかしたいんだけどなぁ。

航続距離は電気自動車に乗る人にとって一番重要だよ!とりあえず信用できる数字を教えてね!
よくわからないという理由でEVが嫌煙される
みなさん、電気自動車を購入するときに一番気になるのが、充電したら何キロ走れるのか?っていうところでしょうか。
内燃機関と違ってすぐに補充できるわけではありませんので、電気自動車にとって航続距離というのは非常に重要ですよね。
ちなみ日産リーフ40kWの航続距離はWEBで見ると以下のようになっています。

WLTC?JC08? 何だコレ!? どっちを信用すればいいの?ってなりますよね。
電気自動車を検討している人にとっては余計に不安だし、実際にこんなはずじゃ、、、って人もいると思う。
そういう人が電気自動車は信用ならん!ってなっちゃうんだろうなぁ。。

航続距離の規格の種類
これらは航続距離の規格の種類で、ざっくり書くと以下のようになります。
WLTCモード・・・グローバル規格。市街地・郊外・高速・超高速の平均
JC08モード・・・日本独自規格。ラボにて計測(エアコン等なし)
なのどちらかというとWLTCのほうが厳しいようです。
ほうほう、このWLTCモードって言う厳しいやつでも322キロは行けるんだな。。。
と、思われたアナタ! 騙されてます!
322キロなんてどんなに条件よくても無理!っていうのが所有者の感想です。
では実用に適した値はどれを見ればいいのでしょうか?

EPAモードを参考にしましょう
これはEPAモードという規格で確認をしましょう。
EPA・・・市街地、高速を半々で検証し、さらに70%を掛けた数値。
EPAは夏場にクーラをかけても達成できる数字です。
冬場のヒータONではさらに条件が悪くなりますが、もっとも信頼性が高い指標になります。
EPAモードでの航続距離は以下のサイトを参照ください。

私の乗っているリーフ 40kW Xグレードは243キロになっていますね。
体感的にもこれぐらいでしっくりきます。
ただ冬場だけはどうしようもなく、ヒータONの状態では200キロ近くまでいきますね。
WLTCモードの75%、JC08モードでは61%になっててこれらの数字がいかに信用できないかわかると思います。
そもそもこんなことになったのはさまざまな国で様々な規格を使って計測してきたからで、特に日本規格のJC08モードなんて実態と乖離しまくりなので即刻廃止すりゃいいのにね。
いづれ信用できない計測方法は淘汰されていくでしょう。
ということで、今回は電気自動車の航続距離はEPAを参考にしよう!というお話でした。
なので皆さん電気自動車を購入する際には、基本的にEPA基準のみをみて検討するようにしてください。
パッとEPAの距離がでてこなかったら、WLTCに75%かけておけばいいと思いますよ。
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