いや、まいったネ
どうしたの?エコーズ。
Teslaの凄さはわかったんだけど、でも日本のカーメーカだって追いついてくるんじゃない?
いやぁ、teslaってそんな次元の会社じゃないんだよねぇ。
トヨタにまかせておけばいいんじゃない?!
ノンノンノン。Teslaが本当にすごいのは電気自動車だけじゃなくてクルマの価値も変えているんだ。今日はそこを説明してみるね。
ええーっ、馬車から自動車に変わってからは変化ないように見えるのよね。。
実は売れているTesla
でもTeslaってそんなに売れてるの? あまり見ないけどねー、なんて思ってる人多いと思います。
たしかに日本ではあまり見ない。都会にいけば走っているのを見る程度。
ただ、アメリカ内でみてみると2020年9月に最も売れたセダンがなんと「テスラ3」だったんです。
(アメリカではピックアップトラックが上位独占なのでセダンというくくりにさせて頂きました)
アメリカでもっとも売れているセダンが「電気自動車」というのは驚きですね。
このように日本だけでなく世界を見てみないと気づかないこともたくさんあるのです。
ちょっと前までマイナーでモノ好きが買うイメージのあったテスラ。
皆さんがテスラに惹かれる理由はなんでしょうか。。
それはこれまでのクルマの常識をことごとく変えてきたからなんです。
テスラの強さはアップデートにあり
テスラはこれまでのクルマの概念を変えていく力があります。
その強みを上げていきましょう。
まずは、クルマをタイヤがついたスマホに変えたということですね。
これまで、クルマを買うときはデザイン、エンジン、走行性能、乗り心地、安全性、、
このような項目で選んでいたのではないでしょうか?
それに比べてテスラを買う人は、ブランド、更新可能、充電量、ユーザインターフェース、自動運転、、、
うーん、、なんだかこれってスマホに似てませんか?
見た目は車だけど、車を買うときにどこをみるかの価値も変えてきたと思います。
特にこの中でも大事なのが更新(アップデート)が可能だと言う点。
イーロン・マスクは過去に以下のようなTweetをしています。
簡単にいうと「完全自動運転にアップグレードできない車を 2019 年に購入することは、1919 年に車の代わりに馬を購入するのと一緒だ!」と言っているわけですね。
これこそみなさんがやっているスマホと同じですよね。
実際にテスラは納入されてからも自動運転などのアップデートが繰り返されており、イーロン・マスクがTweetするとその機能が追加されていく世界にもなっております。
日本のカーメーカが学ぶべきこと
今、日本のカーメーカーはしきりにソフトウェアファースト、IT業界から学べ!と声高に言われております。
ポイントとしては、
これまでのクルマの製造では売る瞬間までは品質を高めていく、、売ったらそこからは手が出せなくなり、機能が一定のまま品質は下がっていく。。
ただしIT業界では早くリリースしても、そこからアップデートして使いながら機能・品質を上げていくことができてしまう。テスラはこれをクルマで実現してしまったのです。
もう車は売って終わりではなく、出荷してからが本当の勝負、そして常にデータ収集、分析をして価値のあるデータを生み出していくんですね!
そして、ぜひ日本企業もあとに続いて、もっとアップデートができる楽しみをクルマに与えてもらいたい。
トヨタなど少しずつソフトウェアアップデートの機能が追加されてますが、まだまだ満足できるレベルにない。
アップデートでワクワクできる、、、そんな車を期待しています!
はい、というわけで、今回もテスラの強さを紹介させて頂きました。
Teslaはクルマの概念を変えたきたという事が、わかっていただけましたでしょうか?
最近はBYDなど中国のカーメーカに押され気味ですが、そこからどう盛り返していくのか?
でももう車はあまりやる事なくなってきたので、イーロン・マスクも飽きちゃって、そろそろTeslaも売却されちゃうかも?
でも企業価値が高くなり過ぎて誰も買ってくれないかな?
とにかく彼の言動にはこれからも目が離せません!
それではみなさん、また次の記事でお会いしましょう!
素敵なカーライフを!
今日も明日も明後日も安全運転で!いってらっしゃ~い!
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