
いや、マイッタね

どうしたの?エコーズ?

EVって作るの簡単!だから多くの新規参入があるってネットで見たけど本当?

確かにそう言われているね、実際に部品数が少なくなっているのは事実なんだ

へぇ、、なんで違うの?

電気自動車とガソリン車の大きな違いは、動力源。電気自動車は電気を使って動きますが、ガソリン車は燃料としてガソリンを使う。この違いが、部品数や製造方法に関係してくるね。

ほー、それで部品数が違うのか。でも、具体的にどれくらいの部品数の違うの?

電気自動車はガソリン車の約1/3の部品数で構成されているんだよ

な~るほ。そうなるともちろん作るのも簡単になる?

組み立てる工程が少なくなると製造ラインが短くなって生産効率が向上するね。さらに部品数が少ないことで、故障のリスクも低くなると思うよ。

そうかぁ、わかったけど、だったらなんでEVは安くしてほしいけどなぁ。。。本当に部品数減ってるの?

たしかにそうだ。今はバッテリがー高いからね、それさえ安くなればきっとガソリン車よりも電気自動車は安くなるよ! では今日はどんな部品が減っているのか調べてみよう!
ということで、今日は電気自動車(EV)とガソリン車(ICE)の部品数の違いについて、そして電気自動車がどれだけ簡単に作れるかについてお話ししましょう。
電気自動車とガソリン車の違いとは

電気自動車とガソリン車の大きな違いは、動力源です。
電気自動車は電気を使って動きますが、ガソリン車は燃料としてガソリンを使います。
この違いが、部品数や製造方法にどのような影響を与えるのでしょうか?
圧倒的に少ないEVの部品数

電気自動車の部品数は、ガソリン車に比べて圧倒的に少ないです。
電気自動車の主要な部品は、モーター、インバーター、バッテリー、そして制御ユニットです。
基本、これらの部品だけで、電気自動車は走行できます。
一方、ガソリン車はエンジン、トランスミッション、燃料システム、給排気システムなど、多くの部品が必要です。
これらの部品が組み合わさって、ガソリン車は走行します。
構成からいってガソリン車は部品が多そうですね。
では実際の数字はどうなるでしょう?
電気自動車の普及により約4割の部品が不要に

では、具体的にどれくらいの部品数の違いがあるのでしょうか?
以下の表を御覧ください。
電気自動車(EV)の普及が進むと、3万点にもおよぶとされるガソリン車の部品のうち、およそ4割が不要になることが想定されています。
参考:中小企業庁「第2部 経済社会を支える中小企業」
ガソリン
部品構成比電気 不要となる
部品割合ガソリン
部品点数電気 不要となる
部品数エンジン 23% 23% 6,900 6,900 駆動・伝達及び操縦 19% 7% 5,700 2,100 懸架・制動 15% 0% 4,500 0 車体 15% 0% 4,500 0 電装品・電子 10% 7% 3,000 2,100 その他 18% 0% 5,400 0 合計 100% 37% 30,000 11,100
やはり大きく影響を受けているのはエンジン部品ですね。
これらの部品製造会社は溜まったもんじゃないです😅
製造への影響度合い

この部品数の違いが、製造方法にどのような影響を与えるのでしょうか?
部品数が少ないということは、組み立てる工程が少なくなります。
これにより、製造ラインが短くなり、生産効率が向上します。
設備も減るので投資も少なくて済みますね → 安く作れるはず。
また、部品の調達や在庫管理も簡単になります。
さらに、部品数が少ないことで、故障のリスクも低くなりますよね。
よって電気自動車は故障しにくいといえるのではないでしょうか?
いいことだらけですね。
製造方法の違い

電気自動車の製造方法は、ガソリン車に比べてシンプル。主な構成品は以下。
- モーター・・・バッテリーからの電気を使って回転し、車を動かす。
- インバーター・・・バッテリーからの直流電力を交流電力に変換し、モーターに供給する。
- 制御ユニット・・・運転者のアクセル操作に応じて、モーターの回転速度を調整する。
これらの部品を組み合わせるだけで、電気自動車は走行可能。
まさに標準品を買ってきて組み立てるだけという、簡単さ。
まさに単なる組付け工場。プラモデル感覚。
これなら新規参入できそうな気がする!
一方でガソリン車の製造方法は、電気自動車に比べてちょっと複雑。
- エンジン・・・ガソリンを燃焼させて動力を得る。
- トランスミッション・・・エンジンの回転力を適切な速度に変換し、車輪に伝える。
- 燃料システム・・・ガソリンをエンジンに供給する。
- 吸排気システム・・・インマニ、エキマニなど。燃焼ガスを吸引・排出へ。
これらの部品が連携して、ガソリン車は走行します。
なんだかオイル臭そうな感じ😗
最後に

このように、電気自動車は部品数が少なく、製造方法がシンプルであるため、簡単に作ることができます。
環境面では、今はまだまだかもしれませんが、今後、電気自動車の普及がさらに進むことで、自動車産業の効率化や環境負荷の軽減が期待されます。
そのポテンシャルはあると思いますよ😄
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